1965-04-08 第48回国会 衆議院 農林水産委員会 第25号
その際の考え方としては、要するに、在来の手開墾を機械開墾でスピーディーに単年度に短い期間に上げてしまおう、そして早く営農がスタートできるようにしたい、そういう立場で、根釧のパイロットファームの土木部門を受け持ったわけでございます。
その際の考え方としては、要するに、在来の手開墾を機械開墾でスピーディーに単年度に短い期間に上げてしまおう、そして早く営農がスタートできるようにしたい、そういう立場で、根釧のパイロットファームの土木部門を受け持ったわけでございます。
○丹羽政府委員 率直に考えまして、機械公団ができました当初の日本におきます土木工事、ことに開墾工事におきましては、先生御承知のとおり、全国的に手開墾が支配的な状況でありましたが、ここに大型のブルその他の機械を入れまして、一挙に短期間に開墾をするということの道が開かれまして、その後開拓の問題は非常に問題がございまして、逐年機械で開墾をするという仕事が拡大をいたしてまいりました。
○庄野政府委員 これは比較の問題かと存じますが、戦後の開拓事業といたしまして非常に人力開墾あるいは畜力開墾を主眼にいたしましてやって参りました開拓の面が大部分を占めておるわけでございまして、そういった戦後直ちに、緊急開墾時代に始めました手開墾あるいは畜力開墾によります分につきましては、全面横の開墾をいたしますものについても五年、六年とかかりますし、その間におきまして非常に人力不足が起こる、あるいは自然災害
それで私どもは土地の問題につきましてはパイロットというような考え方も出したのでございますが、そのほかに、やはり、資本の面等におきましても、わずかな資本で入ってほとんど手開墾をやったということも失敗の原因だろうと思っております。
経営規模の拡大をはかりますために、土地の緑――血縁の縁、近隣の親しい縁を基礎にいたしまして、計画をまず立てていただいて、その計画のもとに、個人々々でも共同施行でも、ともに増反をしていただくことに対する補助を、新たに開こうと思っておるわけでございまして、勢い大きい今後の新規開拓地区、開発地域につきましては、機械開墾等の施行をより一そう多くとり入れていきたいと思いますが、従来の農村といえども、地元増反で手開墾
今土地の再分配等を要する部面もたくさんあると思うのですが、北海道の例などを見て参りますと、面積的には十分な余裕があるにもかかわらず、補助の額の低さ、あるいは技術的な指導等の不足等からして、せっかくの面積をほとんど利用しないで、非常に悲境に悩んでおられる、あるいは開墾にいたしましても手開墾、畜力開墾等が依然として残っていて、ぽつぽつとつついておられる。
国費、補助金、政府融資を通じまして七百億の金を越えたかと思いますが、現在十五万五千戸の人が、当時においては手開墾が中心でありますけれども、予定の開墾を大体完成しておるという期待を持って出発したのだろうと思います。現在は約七割の開墾進度でございます。
この趣旨は手開墾を中心にするものでございますが、開墾当初においては生活費を確保せしめる要がございますので、みずからの開墾労力を中心にいたしまして、政府が補助金を出しまするというと、その補助金分につきましては、相当額が生活費に充てられることをもあわせて、開墾作業を進めることを目的といたしておるのであります。
○安田(善)政府委員 農地の経営と土質その他立地条件並びに家畜の頭数は、二十七年にそのくらいで営農類型として予期した諸収入が得られるということで今日まで続いておりますが、さらに最近の天候の状況とか気象の状況とか営農進度の観点からしましても、従来の手開墾の方式ではそれに家畜を役牛または乳牛として導入する方針では改訂を遠からず要するものとして研究をいたしております。
○安田(善)政府委員 この類型を提供しまするのは手開墾でございまして、入植後開墾に関しましては自家労力でやっていただくことにしまして、予定配分面積のうちの耕作用の面積でございますが、その八割について四割強の補助金をさらに加えてやっております。
既入植者を中心にして、営農類型がすでに立っておるものにすら到達をしておりません既入植農家をそのままほうっておいてはいけませんので、五年計画をもちまして、現況を基礎にしまして五年先の安定目標を一つ立てまして、そうして営農の振興をはかろうとする法律案を出し、これに伴う予算、融資等の措置の御審議をお願いしており、またお願い申し上げましたことでございますが、御意見にありましたように、今営農類型のあるものは、手開墾
それの開墾を機械開墾でなく、全部手開墾でやって、そうして土壤改良をして、堆肥を入れて、クローバーとオーチャード、イタリアン・ライグラス、菜種と混播して、一町歩の費用が七万円程度でした。これは参考までに申し上げます。
昨年から新地区一千地区を営農診断しまして、三カ年計画でやる施策が三十一年度予算から立っておりますが、それは消極的に過ぎますから道路、水路、畑地灌漑その他の措置を要するようなものはそれを加え、小規模な機械開墾をやる場合もこれを加えて、必ずしも手開墾ばかりでやらないようにして営農振興の方針を立たせる。
しかしながら建前といたしまして、入植者が公団に作業を委託するか、あるいは他に委託するか、あるいはみずから手開墾をするか、これは全く自由である、こういう建前もとっておらないのでございまして、建前としてはあくまでも機械開墾につきまして公団に委託するという建前であります。
○溝口三郎君 上北は二千八百戸も増反する予定があるのだが、これが九万八千円ですね、入植者には四割五分補助金を出すが、増反者はこれだけみんな融資をして、そしてこれを公団に委託しろということだが、これはきかない場合は——増反者に今まで補助金はなかった、これはみんな手開墾でやっていたのです。
○説明員(和田栄太郎君) 世界銀行が機械を使ってやれば現在手開墾でやっておる開墾よりも安くなるだろうと言ったことは事実であります。しかし二千五百円といったような数字は示していないと存じております。私どもの方で今考えております上北の開墾費は反当約九千九百円でありまして、根釧では一万二百円でございます。
たまたま世界銀行の農業調査団が昨年来日して、日本の農業開発について調べましたところ、急速に機械力をもって開墾すれば、従来の手開墾を主とするのでは間に合わなかった、畜産を導入することによる経営面積の増加をカバーして、容易にそういった形態の入植ができるという示唆を受けたのであります。非常に熱心に勧奨がありました。
○野田説明員 御説のような立場から、開拓の当初におきましては大量に機械を入れて開墾を始めたわけでありますが、その方式がきわめて拙劣であつたために、関係方面から中止を命ぜられまして、ただいまは手開墾が主体になつております。